第3回 「白内障の種類」
前回に引き続き、今回も白内障の種類についてのお話です。
年齢を重ねることで本来透明の水晶体に、濁りが生じてくるのが白内障です。それにより光を通す量が変化して、視力に影響を及ぼします。
糖尿病の方は白内障の進行が早くなります。これはソルビトールという特殊な糖が水晶体の中に蓄積し、浸透圧が変わることが原因といわれています。
アトピー性白内障も進行が非常に早いといわれています。加齢による白内障は数年単位での進行ですが、アトピー性のものは数ヶ月で一気に悪くなり、しかも水晶体のまわりの部分の皮質が溶けて真っ白になるまで進行します。
いずれにしても白内障は手術で治療が可能です。
次回は緊急を要する白内障のケースについてお話しします。
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