第7回 「眼科受診の大切さ」
白内障手術を検討されているお客様の中には、未だ手術を迷っている方も多く、店頭でご相談を受けることも少なくはありません。
・ 視力が低下して眼科を受診したら白内障と言われ、手術を勧められた。
・ 緊急性はないけど先延ばししない方が良いと医師に言われた。
・ 年齢的にも早い方が良いと医師から説明を受けた。
基本的には視力の低下に伴う日常生活の支障を理由に眼科を受診するケースが多いのですが、それでも眼の手術となれば考えてしまう方も多いようです。
体は元気でも目だけが不自由・・・
最近では50歳代で白内障手術を受ける方も増えているので尚更ですね。
「かかりつけ眼科医」はいますか?
お客様の視力測定を行った際に、思うように視力が上がらないことも多く、そんな時には眼科受診の有無、または「かかりつけ眼科医」をお持ちかを伺うようにしています。
視力が思うように上がらなくなる原因は様々ですが、お客様のご満足に繋がらないメガネをお作りするわけにはいきません。
お客様の中にはすでに「かかりつけ眼科医」をお持ちの方もいらっしゃいますが、内科や外科ほど多くはありません。
メガネをかけても視力の向上が期待できなくなってから初めて眼科に行かれる方もおられるようです。
日頃から眼科受診についてアドバイスをいただいている眼科の先生のお話では、眼鏡店から紹介されてくる患者さんの多くは眼科にかかっておらず、白内障以外の目の病気に罹患しており、中には症状の重い方もいらっしゃるとの事でした。
私どものお店から眼科へ紹介させていただいた70歳代のご婦人の例では、検査・診察の結果、白内障以外の眼疾患が見つかり、視野にも影響するほどの重篤な症状で日帰りでの白内障手術が困難と診断されたケースがありました。
幸いにも入院による手術により、手術前よりも視力も向上してお客様からも「紹介していただいて良かった」とのお言葉を頂戴しました。
見え方に関するお悩みやお困りごとは、金鳳堂にご相談ください。