第13回 「急な視力の低下について」

第13回 「急な視力の低下について」

スマホやパソコンによるデジタルライフスタイルは、コロナの影響によるステイホームならぬ、ステイワークでますます浸透していますね。
当然、そのような生活の中で視力の低下を感じておられる方も少なくはないと
思われます。

今回は「急な視力の低下」をテーマに様々な症状をお伝えしていきます。

急な視力の低下とは数日以内に発症する視力障害を意味します。
両眼もしくは片眼だけに不具合が生じるなど、症状は様々ですが、まずは視力低下の要因についてご紹介していきます。

パソコン、スマホの長時間における閲覧

今では当たり前のような光景になっていますが、電車やカフェなど至る場所で多くの方がスマホやパソコンを操作しています。
長時間に渡ってパソコンやスマホを使用したり、それ以外でもゲーム機を操作したり、テレビを長々と観るなど、目を酷使する場面が続くと急激な視力低下に繋がりやすいと言われています。その要因としては、近くのものを見続けていると、脳が勘違いをして「近くを見やすい目にしてあげよう」と目の構造を変えてしまうからです。他では暗い場所で勉強をしたり、本を読んだりすることも視力低下の原因になると言われています。

子どもの視力低下

最近のメディアでも話題として頻繁に挙げられていますが、子供の視力が昔と比べて大幅に低下している傾向が強まっています。
その要因の一つとして、数十年前の外で遊ぶことが多かった子供に比べ、今の子供達はテレビだけでなくパソコンやスマートフォンと大人同様に身近な生活を送っていることに加えて、勉強や受験、友人関係、家庭内環境などの多くの心身的なストレスが原因とも言われています。

ケガによる視力の低下

交通事故による強い衝撃を目に受けたり、格闘技系のスポーツで目に打撃を加えられたりした場合は、突発的な視力低下が想定されます。
代表的な例で言えば、ボクシングですね。
網膜剥離を発症するなど、放置すれば失明するかもしれないリスクもありますので、直ぐに眼科を受診しましょう。

視力の低下を感じたら先ずは眼科でご相談を

コンタクトレンズやメガネの度数が合わないものを使用することも、視力低下につながる場合もございます。
特にコンタクトレンズは目に直接装着するものですので、視力の低下を感じたら先ずは眼科でご相談されることをお勧めいたします。

見え方に関するお悩みやお困りごとは、金鳳堂にご相談ください。