第14回 「グレア難視」

第14回 「グレア難視」

今回は「グレア難視」についてご紹介します。

光が入った時に眩しさで見えにくくなる症状を「グレア難視」と呼びます。

普段はあまり聞きなれない言葉だと思いますが、明るい背景で物を見た時や、斜めから眼に光が入った時に眩しさで見えにくくなる症状を「グレア難視」と呼びます。

この症状は「皮質白内障」というタイプの白内障に起こるもので、濁った水晶体によって眼の中で光が乱反射するのが原因と言われています。

通常の視力検査では『異常なし』と診断されることも。

皮質白内障でも軽い症状の場合、通常の視力検査では『異常なし』と診断されることも多く、そのまま気にすることもなく過ごされるケースも多いのが現状です。

特に60歳以上の方で通常検査で0.7見えていても、斜めからの光や眩しい環境下では多くの方の視力が下がる傾向にあります。

60歳以上のお客様には眼科でしっかりと眼を診ていただくことをお勧めします。

普通免許の更新は両目で0.7必要なので、それが見えていれば安心される方も多いが故に、こういった症状を見逃してしまいますので、お店での視力測定で更新基準ギリギリの視力で60歳以上のお客様には眼科でしっかりと眼を診ていただくことをお勧めします。

康な視力を保つことは自動車を運転される方にとっても非常に重要です。

少しでも気になることがあれば、メガネを新調する前に眼科に相談されるのが良いでしょう。

見え方に関するお悩みやお困りごとは、金鳳堂にご相談ください。