第15回 「ドライアイのお話1」

第15回 「ドライアイのお話1」

このコラムを読んでいただいている皆さんの中には「ドライアイ」でお悩みの方も多いのではないでしょうか?

オフィスワーカーにおいては、3人に1人がドライアイと言われています

私たちの仕事柄、お客様からドライアイの影響でコンタクトが合わない、もしくは長い時間は装用できない等のご相談を受ける機会も少なくはありません。

そこで、今回はドライアイについてのお話をさせていただきます。

ドライアイは涙の分泌量が減り、量は十分でも涙の質が低下することによって目の表面を潤わせる力が低下した症状です。
現在、日本では約2,200万人とも言われる方がドライアイで悩まれています。
オフィスワーカーにおいては、3人に1人がドライアイと言われていて、年々増加傾向にあります。

目を使い続けることによる視力の低下も伴うことも

涙の構造は油層・水層・ムチン層という成分から成り立っていて、それぞれバランスを保つことで涙の安定性を保っています。

ドライアイの方はこの涙の状態が不安定になり、涙が蒸発しやすくなったり、眼表面に傷がつきやすくなります。

ドライアイの症状としては目の乾燥感だけではなく、異物感・目の痛み・眩しさ・目の疲れなど、多彩な慢性の目の不快感を生じますし、目を使い続けることによる視力の低下も伴うことがあります。

ドライアイセルフチェック

さて、皆さんは下記の項目で該当する症状は幾つありますか?
ドライアイチェックをこの機会に試してみてください。

□ 目が疲れる
□ 目が乾いた感じがする
□ ものが霞んで見える
□ 目に不快感がある
□ 目が重たい感じがする
□ 目が痛い
□ 目が度々充血している
□ 目がかゆい
□ 涙が出る
□ 光を見ると眩しさを強く感じる
□ 目がゴロゴロする
□ 目ヤニが出る

項目チェックで自覚症状が5項目以上ある方、そして10秒間チャレンジで瞬きを我慢できなかった方はドライアイの可能性があります。

気になる方は、この機会に眼科への受診をお勧めいたします。

次回はドライアイについての続編をご紹介する予定です。

見え方に関するお悩みやお困りごとは、金鳳堂にご相談ください。