第18回 「多焦点眼内レンズの進化」

第18回 「多焦点眼内レンズの進化」

多焦点眼内レンズの進化

ここ数年の間に様々な種類のレンズが国内でも導入されています。

加速する国内の高齢化に伴い、白内障手術に関するご相談をいただくことも多いのですが、最近では多焦点眼内レンズについてのご質問を受ける機会も増えてきました。

多焦点眼内レンズは遠方、近方の距離にピントが合う構造になっていますが、ここ数年の間に様々な種類のレンズが国内でも導入されているようです。

手術後はメガネをなるべく掛けずに裸眼で過ごしたい方にとっては魅力的なレンズですが、術後の見え方の満足度には個人差があり、希望される全ての方に適合するものではないとも言われています。

それでも希望者が年々増えている背景には若年性の白内障に罹患される方や、健康寿命が伸びていることが挙げられます。

私たちのようなメガネに携わる者からすれば「眼内メガネ」とでも言いましょうか。

今までコンタクトレンズやメガネを日常的に使用し、長きにわたって視力でお悩みの方にとっては高い治療費とはいえ、手術を行うだけの価値があると前向きに考えておられます。

メガネをかけずに遠方も見えて、手元も老眼鏡なしで見える。
私たちのようなメガネに携わる者からすれば「眼内メガネ」とでも言いましょうか。

まさに夢のようなレンズですが、さらに技術が進化すれば、今以上に裸眼で見ているくらいのクオリティ高いタイプが世に出そうですね。

眼科医療の進化はまだまだこれから。

3焦点眼内レンズが発売された時も驚きましたが、現在は5焦点タイプも発売されているようです。

ますます違和感なく、自然に近いものをイメージしてしまいますが眼科医療の進化はまだまだこれからなのかもしれませんね。

見え方に違和感を感じたら眼科による専門的な治療(アイケア)を。

目が健康な状態であるうちは適切なメガネでビジョンケアを。

そしてメガネで矯正することが難しくなったり、見え方に違和感を感じたら眼科による専門的な治療(アイケア)を。

金鳳堂ではお互いの専門性を生かしながらお客様の視力を守るべく、眼科との連携を大切にしてまいります。

見え方に関するお悩みやお困りごとは、金鳳堂にご相談ください。