第25回「夏の時期に多い眼の病気について」

夏は高温多湿が原因で細菌が繁殖しやすい

今夏は猛暑日が例年より多くなるとも言われていますが、コロナ禍による外出控えだけでなく、熱中症を避ける意味においての外出控えも今後増えてきそうですね。

体調の管理にも気をつけなければならない中、今回は夏の時期に多いと言われる眼の病気についてお話しします。

夏は高温多湿が原因で細菌が繁殖しやすいこともあり、結膜炎やものもらいが増えてきます。

加えて夏バテによる免疫力の低下が感染しやすくなるとも言われています。

重篤化すると、視力障害につながる恐れもあります

あとはプールに入る機会も増えますので、子供だけではなく大人もかかりやすくなります。

結膜炎に感染すると目が充血したり、目ヤニや涙が大量に出るなど、比較的症状は自覚しやすいのですが、重篤化するとまぶたが腫れたり、目が開かないくらいに状態が重くなると炎症が角膜まで及び、視力障害につながる恐れもあります。

たかが結膜炎と軽く考えず、すぐに眼科を受診してください

流行性の結膜炎は第三種学校感染症に指定されていますので、かかった場合には医師の許可が出るまでは出席停止になります。

もちろん、感染力が非常に強いので社会人でも可能であれば休みを取ることが望ましいですね。

たかが結膜炎と軽く考えず、すぐに眼科を受診して点眼薬を処方してもらいましょう。

手洗いは欠かさないこと

ご自身での予防策としては、

帰宅後の手洗いは欠かさないこと、
そして休息をしっかりとって体力の低下を防ぐことが挙げられます。

身近な眼の病気ですので、皆様も気をつけてお過ごしください。

見え方に関するお悩みやお困りごとは、金鳳堂にご相談ください。