第26回「眼の夏バテに要注意!」

実は1年の中で夏はいつも以上に眼をケアすることが大切と言われているシーズン

今夏は猛暑が続いておりますが、この時期、肌のケアに気をつけているという方は多いと思います、特に女性は日焼けには気を使いますよね。

ところが眼のケアとなると皆さんは意識されていますでしょうか?

夏の眩しい太陽光と強い紫外線は、さまざまな眼のトラブルを引き起こすこともありますので要注意です。また、エアコンによる乾燥は、ドライアイの原因につながります。

さらに最近は、パソコンやスマホなどで眼を酷使しがちですので尚更ですね・・・

実は1年の中で夏はいつも以上に眼をケアすることが大切と言われているシーズンなのです。

太陽の光は様々な角度から私たちの眼に侵入していきます

眼は外部にさらされている唯一の体のパーツです。

太陽光や紫外線の影響を直接受けやすいので、眼の表面である角膜や眼の奥の網膜に炎症を引き起こすことで眼疾患につながる可能性もあります。

太陽の光は様々な角度から私たちの眼に侵入していきます。

太陽から直接に地上へと届く「直接光」、地面に反射した「反射光」、空気中の酸素などの分子にあたって進行方向が変化する「散乱光」と全方位から入ってきますので予防は欠かせません。

紫外線のケアは1年中通して行うことが理想です

紫外線の影響は蓄積されて引き起こすと言われています。

陽射しの強い夏は特にケアが必要ですが、白内障や加齢黄斑変性などの疾患につながる可能性も高いため、紫外線のケアは1年中通して行うことが理想です。

日傘、帽子、紫外線カットレンズを使用したサングラスの着用で自身の眼を守っていきましょう。

エアコンによって室内の空気は乾きがち

夏は冷房の効いた室内にいる時間がどうしても長くなります。

エアコンによって室内の空気は乾きがちになり、それが原因で眼の表面が乾いて疲れを感じるドライアイの症状を起こすと言われています。

室内で過ごす時間が多くなったコロナ禍においては、時々でも眼を休憩させる時間をとったり、エアコンの風が直接当たらないように、風向きを変えるなどの工夫を行ってみても良いでしょう。

夏バテは体だけではなく、眼も実は知らずしてバテています

眼が疲れたら、蒸しタオルで眼を温めてリラックスすることもお勧めです。

血行が促され、眼の周囲の筋肉の緊張がほぐれますのでお試しになられてみてください。
夏バテは体だけではなく、眼も実は知らずしてバテています。

自覚症状には個人差がありますので普段から意識はされていない方も多いですが、眼を労ってあげてくださいね。

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