第28回「翼状片について」
鏡で自分の目を見れば一目瞭然な場合がほとんどです
翼状片とは、白目の表面を覆っている半透明の膜である結膜が、目頭の方から黒目に三角形状に入り込んでくる症状です。
自覚症状としては充血や異物感などがあります。
鏡で自分の目を見れば一目瞭然な場合がほとんどです。
特定された原因は不明ですが、高齢者に多いこの症状は紫外線が関係しているといわれています。
◇治療方法
翼状片自体は悪性の組織ではなく、症状がなければ放置しても問題はないようですが、充血や異物感が強いようなら点眼での治療を行います。
根本的な治療の場合には手術が必要になります。
翼状片が瞳の近くまで伸びてくると乱視が発生して見えにくくなるので、この場合にも手術が必要です。
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