聴くというコト

聴くというコト
  • 周りとの会話がスムーズにいかず、ポジティブになりにくく「しかたないのかな…」と思われている方が多いのかもしれません。
    私たちに出来ることは、その中で精一杯「以前の聴こえを取り戻したい」というお気持ちに寄り添いお応えすることです。補聴器を装用することで、会話することの喜びを取り戻し、素敵な笑顔になられる方に多く出会ってまいりました。
    そのような瞬間を共にできることが、私たちの一番の喜びです。

    最新の補聴器は、人の声と雑音を正確に聞き分け、さらに日本語の聞き取りやすさにこだわった優しく自然な聞き心地の機能など、めざましく進化を続けています。
    またファッション性に優れたスタイリッシュなデザインのモデルが増え「補聴器」のイメージが大きく変わろうとしています。
    ブルートゥースのワイヤレス型が主流になりつつあるイヤホンの普及も、補聴器装用のハードルを低くしています。

  • 聴くというコト

「聞こえると話せる」

  • ご家族やお友達との会話、喜びや感動を共有し豊かさを創造する言葉。
    聞こえることで話すことが出来ます。
    もちろん一方的に話すことは出来ますが、それではコミュニケーションが成り立ちません。
    豊かなコミュニケーションをいつまでも大切にしたいものです。

  • 「聞こえると話せる」

聞こえの影響

<POINT 1>

コミュニケーションをとるのが億劫になりやすい

  • 聞きとりの低下
  • 注意力の低下
  • 疎外感を感じる
  • イライラ・ストレスなど、情緒不安定

<POINT 2>

誤解を招いてしまうことがある

  • 聴力の低下は目に見えないため、周囲からの理解も得られにくく、「話しかけても返事がない」「無視された」など、誤解を招くことがあります。

<POINT 3>

言葉を聞き取る力の低下につながる

  • 何度も聞き返すのは悪いし、気を遣わせる…。
  • 会話についていけない…。
  • 必要なことしか話さなくなった…。

聞こえは少しずつ低下していくため、自分では気がつきにくいと言われています。そのため、家族や周りの人が気を使ってわざと大きな声で話すといった負担をかけている場合もあるでしょう。 自分は不都合を感じていなくても、周りの人はコミュニケーションの中で不都合を感じているかもしれません。

世界の聴こえ

  • 今や人生100年時代と言われ、生涯現役でアクティブライフを謳歌されている方が増えています。
    そのアクティブライフを支えるのが「見る・聞く・話す」をベースにしたコミュニケーション。
    「見るコト」と同じく「聞くコト」もとても大切です。
    日本と欧米諸国の比較では「耳の聞こえがよくない」という自覚のある方の比率に大きな差はありません。
    しかし補聴器の装用率となると欧米諸国が30%を超えるのに対して、日本では約13%とじつに半分以下です。アクティブライフに対する文化の違いが補聴器のイメージを左右しているのかもしれません。
    聴こえの付加価値とその文化が、今、日本でも大きく変わろうとしています。

  • 世界の聴こえ

聞こえのチェック

最近こんな事はないですか

  • 何度も聞き返すのは悪いし、気を遣ってしまう。
  • 周りの会話のスピードについていけない。
  • 必要なことしか話さなくなった。
  • 「話しかけても返事が無い」などの誤解をうけた。
  • 以前と比べて注意力の低下を感じる。
  • 周囲に対しての興味が薄れてしまった。
  • イライラやストレスを感じるようになった。

聞きとりにくい言葉の例

  • いちじ(1時)↔ しちじ(7時)
  • ひろい(広い)↔ しろい(白い)
  • さかな(魚)↔ たかな(高菜)

補聴器の装用により、改善が期待できるコト

  • 普段の会話
    人の声が聞き取りやすくなり、会話が自然に楽しく。
  • ビジネスシーン
    会議やセミナーなど、人数の多い環境でも聞き取りやすく、集中しやすく。
  • 外出先
    賑やかな環境でも音を聞き分け、安心して歩けるように。
  • 趣味など
    細かい音を捉えて、音楽や旅行をより楽しく。
補聴器の装用により、改善が期待できるコト

補聴器のやくわり

補聴器は音を大きく、そして聞こえやすくしてくれますが、つけはじめ頃はこれまで聞こえていなかった生活の音を騒音として感じてしまう場合があります。
つけはじめの補聴器では聞きたい音を聞こえるようにしてくれると同時に、必要がないと感じる音も大きくしてしまうという点があるからです。
しかし、必要がないと感じる音が本当に不要なのかというとそうではありません。
それは例えば水があふれる音であったり、近づいてきた自動車の音や、お知らせの電子音であったり。
これらは時と場合によって、とても重要な音です。
聞こえに不安を感じたら、できるだけ早く対処することをおすすめします。

日々、音を聞くことで脳は刺激をうけています。
補聴器の装用により、脳へ刺激を届けて、笑顔溢れるいきいきとした豊かな生活を続けていただくことを願います。

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